新宿歌舞伎町駆けこみ寺

新宿歌舞伎町駆けこみ寺
解決できへんもんはない

在日韓国人の玄秀盛の幼少時代は不幸のどん底だった。中学時代からグレ始め、成人後は、不動産、サラ金…など自ら次々と事業を起こし、金の猛者となる。ヤクザとの抗争も絶えなかった。
平成12年、白血病ウイルスの一種の保菌者であることがわかり、自らの死と向き合いあって、生きる意味を「ひとだすけ」に見出す。
壮絶な人生の果て、「新宿救護センター」設立(現在は『日本駆け込み寺』)までの、玄秀盛の半生を描いた、大反響を呼んだノンフィクション。

発行:角川春樹事務所(2003/04/10)  現在は文庫版のみ(2006/5/18)