よろず相談研究所 所長 玄 秀盛


1956年、大阪市西成区生まれ。両親の離婚などによって、複雑な家庭環境で育つ。「4人の母」「4人の父」のもとを転々とする。
中学卒業後、自動車修理工を皮切りに、すし職人、トラック運転手、葬儀業、キャバレー店長など、28業種に及ぶ職業を経験。
その後、経営者としての才覚を発揮し、建設、不動産、金融、調査業など、10社以上の会社を設立する。最盛期には6社を同時経営。その一方、1990年には比叡山の酒井大阿闍梨のもとで得度し、僧籍に入る。

2000年、献血の際に、自身がHTLV-1(白血病をおこす可能性のあるウイルス)の感染者であることを知る。それを機に過去と決別し、2002年、「NPO法人日本ソーシャル・マイノリティ協会」(通称・新宿歌舞伎町駆け込み寺)を立ち上げる。
家庭内暴力、DV、虐待、ひきこもり、ストーカー、金銭トラブルなど、悩み苦しむ人々を救済するため、そして自身の「生きた証」を残すため、「現代の駆け込み寺」の活動に身を投じる。当初は24時間体制で面談・電話相談に応じていた。

2011年、NPOとしての活動を停止し、「一般社団法人日本駆け込み寺」を設立、その代表に就任する。同年12月、駆け込み寺をモデルにしたテレビドラマ『愛・命 ~新宿歌舞伎町駆け込み寺~』(主演・渡辺謙)が放送され、話題に。

2012年11月、内閣府より公益社団法人の認可を受け駆け込み寺を公益化し「公益社団法人日本駆け込み寺」に。
「たった一人のあなたを救う」。この言葉とともに、過去[sc_keikayy]年の活動歴の中で5万人以上の相談者の問題を解決した。

2014年4月 一般社団法人 再チャレンジ支援機構 設立 理事に就任
2018年5月 よろず相談研究所 株式会社 設立 理事に就任